甘やかしてるつもりのない者どもへ
甘やかしてるつもりがない。
厳しくしてるつもり。
こういうの富裕層に多いですね。
受験に合格したり、何かありゃ盛大にお祝い、またそのお祝いが大それすぎてるんだ。
もとが富裕層だから、頑張る上での地盤がもとからできあがってるんだ。
できすぎてるんだ。
自分の力ではない地盤。
親が作ってくれたそこにしか立ったことがない。
でもまあ親がいってるハードルはクリアしてるからOK。
ほかのやつは自分より下のハードルやったから、カス。みたいな。
そんな発想の富裕層の子、2代目は多い。
だから2代目はダメなんだ。
親が作ってくれた地盤なのに、自分で作った気でいる。
親が起業した会社だから、親が元国会議員だから、だから就職や当選だったりまでのパイプがもう示されていて。
本人は何を頑張った??
その年なりの苦悩や苦労を自力で乗り越えてきたのか??
大変そうだから、あの子を応援してあげて。。
その一言で大変な事態になっても、ガードマンのおかげで、まあなんとなく自分にとって都合のいいほうに解決する。
これではバカの子のできあがり。
ポンコツ・スカスカの二代目、二世のできあがり。
苦労や苦悩があれば自力で乗り越えさせないと。
挫折を知らないと。
経験不足からの失敗を体験させないと。
考えたらわかるやん。それは経験したから。その経験をもとに行動して成功したから。
この2ステップは大事なんですよ。
若いからこその先走った行動からの失敗、それをふまえての行動からの成功。
これが本人を成長させる。
なのに失敗してから失敗する前に、いちいち力のある親の、親の側近のサポートがある。
だから、その子はアホの子なんですよ。
世間知らずのままなんですよ。すぐなんでも顔にでるんですよ。
そして気にいらなければ、やめるんですよ。
自力で継続したことがないから。
なのに何かを成し遂げたつもりでいるから。
可愛い子には旅させろ。
この言葉の意味がわかりますね。
本当に親元を離れてみないと、自分の足りない知識がわからない。
生活力がどれだけのものかがわからないし、生活力がつかない。
富裕層の素晴らしい成功した親の地盤からはずれて、自活する。
大事な経験になるだろうね。
サポートしすぎの親の弊害で、自分の精神力・想像力のなさに気づくでしょうね。
初めての挫折がまあ大きい、親のせいで。
本来は小中高で少しずつ挫折や妥協を経験して、相手を尊重することを学んでいくのに、富裕層の子は二代目は、急に知ることになる。
実力ある親のもとで生まれ育っただけで、会社も立場も自分の実力ではないという、当たり前のことを知る。
恥を知るわけだ。自分より下のハードルを越した、いつかの同級生の努力や結果の素晴らしさを知る。
この「知る。」が大事なんだ。
ここで諦めるも努力するも本人次第。
ここからが人生だと思う。
二代目、富裕層の子は、自分の人生を生きてない。
傍若無人な振る舞い、世間知らずな発言・言動。
そりゃ仕方ない。
自分で考えたことがない、成し遂げたことがない。
いつだって親が周りがサポートしてくれて、人間関係においても自分を優先してけれて。。
友達すら自分でちゃんと作らせてもらえなかった、いろいろなことを自分で考えてやらせてもらえなかった、自分で考えることを親がさせてくれなかった。
だから二代目や富裕層の子は、老後の親の資産だでたりを食いつぶしにいくことが多い。
それは親が子の可能性を未来を食いつぶしたから。
共食いだね。
愛があるから、間違えた。違います。
愛することと甘やかしは違います。
似てるようで違う??いいえ、似てません。全く似てません。
子の可能性や成長や未来を食いつぶすことのどこが、愛することに似てるのか。
恋人を束縛することが、全く愛することではない、所有物扱いでしかないのと同様、子を自分の物として見てる。人形か何かとしか思ってない。
自立、自活、本当に大事です。
その子から手を離してください。