まだ就職したくないという者どもへ
まだ就職したくない。できる限り働かない。
それは別にいいんだ。
だけどそれをいつまで続けるかだ。
大学を卒業してフリーター、ニート。
アルバイトの職務経験は就職面接では、職歴ゼロと同等の扱いを受けるぞ。
ニートなんて必ず理由を聞かれる。
そして上手な嘘をつければいいものの、遊べる限り遊びたかったとか、わかりやすい嘘なんてついたら、いつまでたっても決まらない。
お金持ちの家に多いんだ、こういうのは。
いつまでも養うから。いつまでも世話をするから。
20歳になっても小遣いやらお年玉を与えるから。
そして大学在学中にバイトをしているにも関わらず、携帯代は親持ち。
これがいけないんだ。
お金を稼ぐことの大変さ、養ってもらうことの有り難さを伝えられていない。
携帯代だけでもいいから、自分で払わせないと。
そうしないと機種変更だの月々の携帯代の支払いだの、計画することができない。
そしてバイトを始めたなら小遣いやお年玉はあげない。
本人がやめてもあげない。
せめて自分のことは自分でするってことをさせないと。
いつまでも親に寄生するぞ。
自分が老後になって初めて自立しない大きくなった子供に、焦るんだろう。
もうその頃には子供は40代か。限りなく再起が難しい。自立支援にも限度がある。
だから本当に子供を愛するなら、自立をさせることが大事だ。
大きくなった子供は家から追い出そう。
一人暮らしをさせよう。
でないとずっと生活力のない、人間力のない、言い方は悪いがダメ人間になる。
そして親が大事。親を愛しているというなら、自ら自立しよう。
ずっと親に世話してもらって養ってもらう状態は、ただ親の老後の資産、そして親自体を食いつぶしていっていることになる。
言葉でどれだけ親が大事といっても自立しない限りは愛は成立しないし、愛するということを理解できないままだ。
そして一人暮らしをしている子供は、たまに帰郷したなら家事を休ませてあげよう。
自分が親たちの家事をやってあげよう。
そうすれば母親が長年やってきた家事がどだけ大変だったかわかる。
たった1日でも変わるのがイヤだ、面倒くさい、そう誰もが思うことを何十年もやってくれてるんだ。
みんな自立しよう。