忙しいからうちはバイトが続かないと思っている者たちへ

私は社員歴は1度しかないですが、バイト歴だけは同じ34歳でもトップで経験が多いと思います。

そんな私が16歳から今までアルバイト面接を受けてきた中で、少なからず言われるこの『忙しいからうちはバイトが続かない』という言葉。

私はこの言葉を言われたら、そこでのアルバイトはよっぽど時給が高いか、やってみたい職種であるかしない限り、採用されても働かないと今では決めています。

それは何故なのか。

私は今までどのバイト先でも教育係につくことが多く、そこでバイトがやめていくとき相談、愚痴を聞くことが多かったです。

私自身もまたそのバイト仲間達に愚痴を言っていましたから、言われることが多かったというのもあります。

そこで自分が感じたのは、バイトは忙しいからやめるんじゃない。人間関係にトラブルが起きてやめるんだということ。

例えばアルバイトの飲み会でよく話題になるのは、『忙しいときこんなふうにみんなで回したよね。』

『ヒマだと思って早上がりさせたらメチャ忙しくなって、大慌てでみんな笑ったよね。』

なんて会話はそこそこある。

笑い話のタネになっている。

そして飲み会でもう１つ多いのは、人間関係についてだ。

つまりは人に対する愚痴。

必ずどこの職場にも嫌われ者というのはいる。

愚痴を言うのは人として汚いこと悪いことと言われがちだが、愚痴で飲み会の話題に花が咲くなんてのは、珍しくない。

そしてある程度、年を重ねたアルバイトがよく口にするのが『忙しいからやめるんじゃない、やっぱり人間関係だよね。』という言葉。

だから面接を担当する人たち、アルバイトがなぜ続かないのかを今一度、考えてほしいんだ。

ハードワークだからじゃない、忙しいからじゃない、環境が悪い可能性を考えてほしい。

問題行動の多い社員もいれば、問題ありパワハラ三昧な店長もいる。

そして長年働いてるアルバイトでもトラブルメーカーはいる。

そういった人物がいるんじゃないかと頭の隅にでもいいから、置いておいてほしいんだ。

そういう職場はまともな人、ヤル気のある人、仕事のできる人はどんどん辞めていく。

そしてヤル気のない人、トラブルメーカーだけが残る。

これはあるあるだ。

珍しくない。

何度も私も忙しいからアルバイトが続かないというお店で働いてみたことがあるが、やはり人間関係が悪かった。

新人イビリ…例えば新人は徹底的に無視。新人のいる前で新人教育が面倒くさいだの無神経な言葉。

きつい汚い仕事は新人にさせる。などなど。

あと1度だけしか経験してないが何を勘違いしてるのか、私は長年やっているアルバイト、いわゆるスペシャリストだから新人なんかとは口を聞かない宣言をする人もいた。

普通、先輩として新人には優しく働きやすく環境を整えようとするものじゃないだろうか。

新人であり職場の後輩である身としては不慣れもあり、気疲れがつきものだ。

だからこそ思いやりを込めて接するのが私の中では常識だ。

誰しも1度は新人という経験をしているのだから、自分が新人のときにされてイヤだったこと困ったことは、次に入ってくる新人にはしないよう、そんな思いはさせないようと考えてあげてほしい。

注意をするだけなら誰でもてきる。

先輩とはそれだけじゃなくフォローも必要だ。

だからこそ環境を整え、いい職場作りをするためにも、うちは何故かアルバイトが続かない、忙しいから続かないんじゃないかと思ってる職場の人は今一度、環境を見てほしい。

アルバイトは忙しくとも人が少なくとも続きます。

人間関係の悪い職場は続きません。

今回、私がブログを通じて伝えたいのは上記の2つです。